感想:
山を始めて5年。
これまで国内山行に休みを費やしていたため、久しぶりの海外。
そして生まれて初めての海外登山だったが、やっぱり海外はいい!!
色々勝手は違うが、それらへの対応も含めていい経験となった。
でも結局山は山。日頃の経験がモノをいう。
自分に足りないものや通用するもの、色々気付くことが出来た。
これからも国内、そして海外のいい山に登るのだ!!
◆お役立ち情報(私の英語力で聞いているところもあるので、間違い等はご勘弁を)
・硬貨はスイスフラン。私たちの旅行時、大体CHF1=¥85。
・時差は日本-7時間(サマータイム時)。
・8月の日の出は6時半、日の入りは20時半頃。
・ツエルマットガイド協会、日曜は17:00-18:30。平日も昼は12:00−14:00は昼休み。
駅前のツーリストインフォメーションセンターはiPad完備。天気予報もここで確認可。
・ヨーロッパアルプスではガイド登山がメインのよう。
全体のうち7割がガイド登山、残りが単独かガイド抜きのパーティといった感じ。
日本人(東洋人)は数人しか会わず、女性のみのパーティは我々だけだった。
・ガイド料はマッターホルンが12万、メンヒが4万、ユングは7万くらいらしい(聞いた話もあるので、あくまで参考まで)。
・ヘルンリ小屋では水は全て有料。泊り客でも分けてくれない。(トイレは水洗だし、パスタも茹でまくってたけど・・・。)
・メンヒ小屋では、夜のうちに食堂に出しておけば、翌朝、甘い紅茶を入れておいてくれる。でも、水は有料。
・スーパーはツェルマットもグリンデルワルドもCoopとMIGROSがある。野菜、肉、パンなどは日本と同じくらいの物価。
酒は安い!ビールはロング缶(500ml)しかないが、CHF1.50-2.50くらい(120〜200円くらい)と水と変わらない価格。
ワインはピンきりなので、比べにくいが、日本と同等か安いくらい。アル中天国だ!!
・スーパーでの野菜の買い方:各野菜・果物に番号とkgごとの価格が掲示されている。
欲しい野菜を袋に入れて、秤へ。
商品を秤に乗せて、商品ごとの番号を押すと、価格を示すシールが出てくる。それを袋に貼って、レジへ。
・商品の表示はドイツ語、イタリア語、フランス語。英語は無いので分かりにくいが、店員さんなどは大概英語を話すので、遠慮せずに聞きましょう。
皆さん、観光客に優しいです。
・ツェルマットでの洗濯はスーパーMIGROS近くのDOLYという洗濯屋さんで。
営業時間:月−土、8:30-12:00, 14:00-19:00、日曜は午後だけみたい。
価格はSmall(4-5kg)でCHF23.5、Medium(6.5kg-)でCHF28.00。
2-3時間で洗濯、乾燥までやってくれる。自分でやるコインランドリーはないみたい。
・外食は1回しかしなかったので良く分からないが、概して高い。(カジュアルなところでもメインで2-3千円はする印象。)
・スイスは鉄道が発達していて、色々便利なパスがある。
「日本で買ったほうがいい」というネット情報に惑わされて、私たちも日本で買おうとしたが、結局、現地で買ったほうが安く、手間もかからなかった。
私たちが買ったのはSwiss saver flexi passの3日間用。
これは有効期限は1ヶ月で、そのうち好きな3日間を自分で決めて(チケットに自分で記載する)、
指定の区間(高級観光鉄道は別だが、Inter Cityや登山列車の一部を含む)は乗り放題、というもの。
その3日間以外に期限内(指定した3日間の初日と最終日の間)に、ロープウェイや登山列車に乗る場合も50%オフ(一部25%オフ)の割引が受けられる。
「セイバー」と付くのは2人以上で同行程移動する場合のチケットで、一人用より安くなる。
ロープウェイなど山岳交通機関も非常に発達しているが、値段も高いので、50%オフは大きい。
チケットには1等車両用もあるが、もちろん私たちのチケットは2等。2等車は自由席。大概座れる。
・山の気候はGWの北アルプスくらい。
半袖+長袖を基本に、雨具は夏用ヤッケ。
手袋も薄手でOK.(マッターホルンは雪が無いので、ほとんど素手)。
文章/小林