'12夏合宿総評 おおうち
今年の夏合宿も事故、怪我なく無事終えることができました。
それもひとえに「雨」のおかげです?春合宿も雨に祟られ”ロクナ”行動が出来ません
でしたが夏もまた然りです。
「雨男は誰や!?」などと言う詮索は無意味なのでしませんが、0リーダーが怪しいとの声もチラホラ?
雨でよかった事もあります。春合宿の北方稜線、晴れて突っ込んでいたら新人にはちょっとしんどかったかも知れず結果オーライか?このあたりの人選、見極めもリーダーとして
重要。普段からしっかり見ていかなくては!と改めて感じています。
夏合宿も雨の為,丸三日間テントに閉じ込められて登攀が出来たのは一日だけ、当然事故・怪我が起こるわけも無く、唯一心配したのは奥又の池が溢れ出して床上浸水(津波含む)しないかくらいでした。
冗談ばかり言っては居れません、今年の夏合宿は冬合宿の前穂北尾根を見据えての重要な位置づけだったのですから、夏に果たせなかった地形の把握等は冬を迎える迄に再チャレンジしないといけないかもしれませんね。
復帰戦の松田さん、松高登れてよかったですね!ブランクを感じさせない技術、体力だったと聞いてます。新谷君、ルートファインディングお見事でした。ルートファインディングと言えば松原君!GPSまた役に立ちましたね。田中さん、男性陣に負けない健脚ぶりはさすがですね!
「山屋殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の三日も降ればよい」等と申しますが、雨が降っても槍が降ってもそれら含めて全てアルパインです。雨なら雨の対処の仕方やテント生活の仕方等色々学ぶことはあるはずです。未来ある若人は「雨だから」と言って朝の5時から焼酎の瓶を抱え込むような人の真似は決してしないように!!