大堂海岸
メンバー:杉橋(L)、今岡、椿尾、松原、きなこ、崎間、平山(記)
概要:クラックの聖地「大堂海岸」にてフリークライミング。
行程:2/10(土)〜2/12(月)
1日目:雨(2/10)
大阪班(杉橋・今岡・松原・平山)は、JR大阪から阪神高速、徳島自動車を経て
午後15時過ぎに宿泊地の大月エコロジーキャンプ場に到着。
崎間班は、既に大月エコロジーキャンプ場に到着済みで宿泊手続き中。
各コテージに荷物を置き、入浴後、夕食。
初日のメニューは、きなこさん特製のお鍋。
南国高知には似つかわしくない極寒、嬉しいメニューとなりメンバーと盃を酌み交わしながら楽しいひと時を過ごせました。
22時過ぎに就寝。
椿尾さんは、翌日午前3時に合流。
2日目:曇り時々雪 且つ強風(2/11)
チーム構成は、杉橋・松原・平山と今岡・椿尾・きなこの2チーム。
昼から、きなこさんと崎間さんが交代。
大堂海岸モンキーエリアまでのアプローチは急坂を下る滑落事故もあったとHPで紹介されていたので、幾分、緊張の中での行動でした。
空は薄曇り、時折、雨・雪がちらつき極寒の中でのスタートとなりました。
私は、松原さんと杉橋Lのもと、「うず潮 5.8」と「あみだくじ 5.8」に。
当然ながらトップロープでのクライミングですが、手がかじかみ、ジャミングもなにも出来ない状態で午前中2本、松原さんと合わせて計4本を登攀。
本格的なクラックは初体験、足を利かせば手が剥がれ、手を利かせば足が剥がれるの
連続で午後からのクライミングに少々、気が重くなりました。
午後からトップロープで「おまたせクラック 5.8」と「お祭りクラック 5.7」を
各2本ずつ登攀。
おまたせクラックの溝は斜めに入り、全く持って喘ぎのクラックでした。
その後、トップロープで「ぐいの実クラック 5.9」に挑戦、幾分、体も温まり体も軽く感じ最後の右へのトラバースの核心部分で一時停滞。
杉橋Lから事前に体を右に傾けながら左手をクラックに入れれば十分なテンションが
かかるとの助言を思い出し何とかノウテンで完登。
その後、「スーパークラック 5.9」に挑戦、長く直線的なクラックで途中、何度も手が剥がされ、寒さも手伝い、心が折れかけましたが何とか登れることが出来ました。
2/11は6本、登る事ができましたが、杉橋Lからビレイの悪い癖や終了点での注意点等のアドバイスを受け、
改めて自分の未熟さを痛感し、多くの課題の発見となり登れたことより多くの課題発見が大きな収穫となりました。
夕飯は、今岡さん特製のポークカレーに舌鼓。
このカレーの美味さには、驚愕いたしました。
3日目:晴れ(2/12)
@もぐらたたき 5.7
Aリードにて「もぐらたたき」5.7 ムーヴが変わるところは特に気を付けるようにと崎間さんのアドバイスは、今後のリードの機会に試してみたいと思いました。
Bせいし・クラック 5.10b
崎間さん、杉橋さん、今岡さんの登り方を見させて頂きました。
少しずつ、登り方の違いがあり、自分のサイズに合わせた登り方を、早く身に付けなければ成らないと感じた三者三様の登り方、見るだけでも価値ある最終日の贈り物でした。
次回は、もっと、ましな登り方が出来るよう、モチベーション充電完了です。
メンバー各位には、感謝の言葉しか思い浮かばない、有意義な山行でした。
文章/平山