2008年1月20日 赤坂山 明王の禿
メンバー/中嶋L、空本
<曇りのち雪> AM7:00マキノ駅に到着。タクシーを呼んで赤坂山の登山口までと言ったら、マキノスキー場のではなく、三国山の方から登る登山口に連れて行かれた。ハイカーはこちらの方が多いのか?と思いタクシーを下りる。(林道の途中8時ごろ。)30分ほど林道を歩くと三国山・赤坂山に向かう登山道に出会う。空本君にラッセルの練習をさせようとワカンを付けさせ先頭で歩かせるも、雪が少なくてラッセルの練習にならない。ひとしきり歩いた10時頃やっとお目当ての明王の禿に付いた。いつ見てもそこだけが異様な岩場である。登攀用具を付けて適当に取り付きに向かう。手頃な岩場を合計3ピッチ登ったがどれも岩が脆く浮き石も多い。カムを所々に取りながら慎重に進む。まさしくこれぞアルパインである。今回は岩をハーケンで傷つけることなくビレイポイントやランニングを全てカムやピナクルでとる。1時頃ちらほら雪も降り出したので、装備をザックにしまい下山とする。約1時間後の2時にマキノスキー場に出た。そこには「マキノ高原温泉さらさ」と言うすごく立派な温泉施設がありました。今回は利用しませんでしたが、着替えなどを持って山の疲れを癒して帰るのも悪くないでしょう。たまたまそこからの巡回バスが2時過ぎにあったのでマキノ駅までバスで帰りました。以前はもっとラッセルラッセルのイメージが強かったのですが、今回は雪が少なくスムーズに明王の禿にたどり着くことが出来ました。ラッセルの練習にはなりませんでしたが・・・。
文章/中嶋