2008年5月26日 比良山 奥の深谷 
メンバー/大内、田中、伊地知 



5/26(月) <晴れ> AM7:00JR茨木駅集合。土日と降り続いた雨も止み今日は晴天に恵まれそう!大内車で出発、名神茨木IC〜京都東IC〜湖西道路和邇IC AM8:15坊村明王院に到着。身支度を整え8:45明王谷から入渓。田中は今回が沢登り初体験、靴も装備も新品だ!伊地知は去年から始めて数回行っているそうだが大内は3年ぶりの沢になる。しばらくは河原歩きが続くが慣れない田中は歩きにくそうで遅れ気味、伊地知をラストに回し田中をセカンドに入れる。前日午前中まで降り続いた雨のせいでいつもより水量が多い。最初の堰堤が現れ手前右側の岩を登る、2年前にはなかった梯子が掛けられていたが面白くないので梯子には目もくれない。続いて田中が登り始めたがいきなり足を滑らせて淵にドボン!アゴを打ったらしい。「ザイルを出すから待っとけ」と伝え用意をしていたが2〜3回目のチャレンジで梯子を使って登ってきた。続く伊地知も梯子で無事登り終える。暫く進むとゴルジュ帯になり沢っぽくなってくる。少し水流が強いので出来るだけへつったりかわしたりしながら進んでゆく、まだ上半身は濡れていない。2時間経過した辺り(口の深谷の分岐より手前)の流れのきつい箇所をかわしている時再び田中が足を滑らせて流れにはまる!パニクっているのでザックをつかんで引き上げるが少し胸を打ったのと全身ずぶ濡れになったのと落ちたショックもあいまって「呼吸しにくい、寒い」とテンションダダ下がり。少し休憩して熱いコーヒーなど飲むが回復せず完全に戦意喪失。それでも前に進まないと仕方ないので「もう少しで登山道に出会うからそこまでガンバレ!」と励まして先へ進む。三の滝が豪快に落ちている釜の手前がまた急流で少し難しそう、「どうしよっかな」とあれこれ考えたが急流の部分にフィックスを張って通過させる。その後三の滝を左手からザイルを出して高巻き、沢に戻って少し行くと口の深谷との分岐を過ぎ登山道の橋の下に出る(12:00)。奥の深谷はこれから先だが今日はここまでとしてお弁当タイムにする。少し離れた所で釣り人が一人釣りをしている、暫くすると近寄ってきて岩魚一匹くれると言う、せっかくなので遠慮なくいただきナイフで腹を裂きワタを取ってビニールにくるんで持ってかえる。田中少し元気を取り戻してくる、登山道に出て靴を履き替え沢装備も外して下山開始(12:45)。途中、三の滝のビューポイントがあり、寄り道をして眺める。13:20明王院着、大津の極楽湯に立ち寄り16:00JR茨木着。ホロ苦の沢デビューとなった田中ですが「つぎガンバル!」と言っているので一安心。そうそう、岩魚は大変美味でしたよ!

文章/大内