2008年2月23-24日 大峰山 地獄谷 アイスクライミング
メンバー/中嶋L、空本、伊地知
それはサルケンのリコールから始まった。アイゼンのサルケンがリコールになりその代替としていくつかの候補が出ていた。その中でアイスクライミング用の縦爪のアイゼンM10があった。「んー!アイスクライミングか?面白そうだな!第一、サルケンより高価なアイゼンと交換してくれるぞ!うひひ!」てな不純な動機から今年アイスクライミングを始める事となった。早速、オークションでアイスバイルを購入し、山道具屋でアイススクリューを購入した。そもそもアイスクライミングなど関西ではあまりなじみの無いものだと思っていた。これがどうしてどうして楽しい楽しい。
2/23<曇りのち雪> 大台ケ原へ入る道路の入口で茶店の向かいにテントを張って寝た。7:00起床。9:00にアイスガーデンに出発した。わさびとるなの看板からすぐの左手上部にアイスガーデンがあった。9:40頃アイスガーデンに到着全体的に傾斜は緩く高さも低い。我々初心者にはうってつけの氷である。しかも我々だけの貸切状態。二本トップロープをつけて思い思いのルートを三人で登った。夜はテントでキムチ鍋。
2/24<雪> 5:30起床。7:30頃今日はブライダルベールに向けて出発する。途中、大阪の宮本氏に出会う。(宮本氏と年に一・二度ほどどこかの岩場で会っている。なにか縁のある人である。)飼犬のシベリアンハスキー犬とシェークスピアに向かうと言う。先週は大普賢岳上部の幻の大滝100mの初登をしたとの事。昨日はもうその滝はなかったとの事でした。三月号のロックアンドスノーに掲載されるとの事です。先行した宮本氏のトレースを行くと途中にブライダルベールへ向かっていくような薄っすらとしたトレースを発見。場所は自信ないがそのトレースをたどってみる事とする。なんとどんぴしゃでブライダルベールに到着出来た。(9:30)これも先行していた泉州山岳会の二人組のおかげである。トレースまでつけていただいて、ラッセルまでしていただいて大変ありがとうございました。
中嶋がリードでトップロープをつけてめいめいがアイスクライミングの練習をする。少し早いがレンタカーの返却時間を考え13:00頃滝をあとにした。あとは「かもきみの湯」で温泉につかり食事をして今回の山行を終了した。
文章/中嶋