2009年9月27日 名張の岩場
メンバー/森田・大内・辰巳・中嶋・入道・羽賀・松田・渡辺・清家


 三重県名張市の香落渓にある、MCの岩場へクラッククライミングの練習に行って来ました。
 26日の夜、大内車と辰巳車の2台で現地に入り、青蓮寺川の左岸にテントを張り、小宴会の後、25:30就寝。
27日(晴)
 6:00起床。朝食を済ませて森田会長に入れて頂いたコーヒーで目を覚まし、テントを撤収して出発。10分程のアプローチで岩場に到着し、テーピング方法を教わり、8:00練習開始。その後間もなく、電車で来た渡辺と、名張駅へピックアップに行った辰巳が到着し、10人全員が揃う。
 午前中は貸し切り状態で、まず最初に森田会長が「シンドローム(5.9)」、「平和クラック(5.10a)」をリードで登ってトップロープを設置し、交代で練習。クライミング初心者で新人の私は、先輩達が登るのを見学してから「シンドローム」に挑戦。見よう見まねでハンドジャムやフットジャム、ニー&ヒールで壁も使い、悲鳴が出そうな手足の激痛に耐えながら、何とか終了点までたどり着きました。すごいです。
 続いて「平和クラック」を。入道、中嶋、今岡、、、と 次々にクリア。 私は中段のテラス下で未熟なハンドジャムが全然決まらずにすっぽ抜け、2回挑戦しましたが、同じ場所でテンションしてしまいました。
 次は「光と影(5.10a)」へ。このルートはスタートから難しく、1回目は3mくらい登った所から墜落、、、辰巳のビレイのおかげで助かりました。2回目は時間が掛かったけれどなんとか成功。このルートはクラックだけではなく他の要素もあって、私にとっては今回で一番楽しいルーで、しばらく渡辺さん、清家、今岡と一緒に練習しました。その間、会長や先輩達はクラックが狭くて難しい「吐息クラック(5.10a)」で練習。
 昼前になって2名のクライマーが来たので、場所を変わって昼食を取り、、午後からは「オーバーザレインボー(5.10d)」、「ナーバスレイバック(5.9)」、「バースデイ(5.9)」と、その他の無名のルート等で各自リードやトップロープでの練習をしました。
 「シンドローム」のクラックで羽賀の新品のカムが外れなくなって、もう少しで残地になりかけましたが、しぶとく叩いて救出に成功。
 「ナーバスレイバック」でのレイバック競争は、入道が優勝し、森田会長より商品が贈られました。
 天候に恵まれ沢山のクラックルートを十分に堪能して16:00帰路につきました。
 今回私は、全てトップロープでのクライミングでしたが、早くリードでプロテクションをセットしながら登れる様に練習を積み重ねていきたいと思います。


文章/松田